PRTEの四つの強み
仕様対応、ツール連携、ターゲット移植、プロジェクト支援が一箇所でつながります。
01 / R25-11
最新仕様を基準に
AUTOSAR R25-11仕様を基準に新規実装しました。古いリリースに縛られることなく最新仕様の通信・診断・メモリ・セキュリティスタックをそのまま適用でき、仕様改訂にも迅速に対応します。
02 / vECU Level 3
ボードなしで実装・検証
BSWスタック全体がPC上のvECUプロセスとして動作します。HW到着前に通信・診断・状態管理を完成させ、実シナリオで検証します。
03 / PAIO連携
設定ツールと一体で
PAIOで作成したARXMLをPRTEジェネレータがそのまま消費します。設定を変えればそのまま生成コードになり、ツール間に変換工程を挟みません。
04 / 量産ノウハウ
現場で培った判断
PopcornSARが多数のAUTOSAR量産プロジェクトで確認した判断が、スタックの構造とデフォルト値に反映されています。標準を読むだけでは得られない選択です。
ボードを待ちません
同じBSWコードがPCでも実ターゲットでも同一に動作します。プラットフォームが変わっても入れ替わるのは最下層だけです。
HWより先に着手
ボードの納期に開発が縛られません。通信・診断・状態管理を先に仕上げておけば、HW到着後はボードのブリングアップだけが残ります。
CIで自動リグレッション
複数のECUをホストプロセスとして起動し、CAN・Ethernetの通信や診断シナリオを自動試験します。実機なしで毎コミット回帰を確認できます。
移植は一層だけ
POSIX依存は最下層の移植レイヤ内にのみ置きます。その上のコードはベアメタル基準でコンパイルされるため、ターゲットへの移植は最下層の差し替えで完了します。
Classic Platformの全レイヤ
システム、通信、診断、メモリ、セキュリティ、MCALを一つのスタックとして提供します。
設定コードとRTEコードはプロジェクトのARXMLから生成され、BSWはプロジェクト単位のライブラリとしてビルドされます。プロジェクトに必要なモジュールだけを含むスタックになります。
設定から実行まで、途切れないチェーン
PAIOでの設定からターゲット実行まで、四つのステップでつながります。
PAIOで作成
SWC・システム・ECUCの設定をPAIOで作成し、ARXMLとして出力します。
PRTEジェネレータ
プロジェクトのARXMLを読み、RTE・SchMとモジュール設定コードを生成します。
プロジェクトビルド
生成された設定に合わせて、BSWをプロジェクト単位のライブラリとしてビルドします。
vECU / ターゲット実行
同じ成果物をvECUで先に検証し、ターゲットボードへ移します。
ジェネレータはPAIOの中にあります
PRTEコードジェネレータはPAIO IDEに組み込まれており、設定とコード生成が一つのツールで完結します。設定変更が即座に生成コードへ反映されるため、構成は常に一箇所で管理されます。
対応ハードウェア
vECUから量産MCUまで、同じスタックでつながります。
x64
Linux(WSL2含む)ホスト上で、スタック全体がvECU Level 3として動作します。
NXP S32
車両制御ユニットの量産で広く使われるS32ファミリに対応します。
Infineon TriCore
高性能・安全要求ドメインで使われるAURIX TriCoreファミリに対応します。
拡張可能
移植範囲がMCALとOsアーキテクチャ層に限定されるため、新しいMCUへの対応が範囲の定まった作業になります。
設計から量産移管まで、プロジェクトの全区間を共に遂行します。
AUTOSAR CP設計・実装
システム・ECU設計からBSW統合・検証まで、Classic Platformプロジェクトの全工程を遂行します。
- システム・ECU抽出設計、通信マトリクス反映
- BSW統合・起動/状態管理・統合試験
BSWエンジニアリング
顧客固有のBSWモジュールとCDDを設計・実装します。スタック内部を当社が所有するため、修正範囲に制限がありません。
- 顧客固有BSWモジュールの開発
- CDDの設計・実装・スタック統合
MCALエンジニアリング
ターゲットMCUに合わせたMCALを開発・移植し、顧客要求に応じてドライバを拡張します。
- 新規MCU向けMCALの開発・移植
- 顧客固有ドライバ・レジスタレベル対応
コードジェネレータ
顧客の設定体系と成果物規約に合わせたコードジェネレータを開発します。
- ARXMLベースの設定・コード生成器の開発
- 社内成果物規約・ビルド体系との連携
車載ブートローダ開発
PBL・SBL・アプリケーションの3階層ブートローダを設計・実装します。診断スタックの上でリプログラミング経路全体をvECUで先に検証します。
- PBL・SBL・アプリケーションの3階層構成
- CAN・DoIPによるUDSリプログラミングシーケンス
セキュリティスタック開発
CryptoドライバやCsm、KeyM、SecOCは、HSMと鍵管理の方式がプロジェクトごとに異なるため、毎回あらためて開発が必要な領域です。ターゲットHSMとOEMのセキュリティ要件に合わせた特化開発を行います。
- ターゲットHSM・SHEに合わせたCryptoドライバ開発
- Csm・KeyM・SecOCの特化開発、セキュアブート対応